教会の沿革
1968年10月15日 国際福音宣教団(OMF)よりウィリアム、シーラ・フェニホフ宣教師夫妻、東旭川町千代田175番地(現豊岡4条6丁目) に派遣され宣教開始
11月 旭川豊岡福音キリスト教会として、最初の礼拝が行われる
1969年5月 デイビッド、ジューン・グリフィス宣教師夫妻着任(~1986年8月まで)
1971年9月 三浦光世・綾子夫妻より、豊岡2条4丁目の旧宅(「氷点」を執筆した家)が献げられ、フェニホフ宣教師夫妻入居
1973年3月 デイビッド、ロスリン・ヘイマン宣教師夫妻着任(~1980年3月まで)
1980年4月 最初の日本人牧師として岸本紘牧師就任(~1986年3月まで))
11月24日 北海道福音教会協議会(ECA) 総会にて、当教会の加盟が承認される
1981年9月20日 「旭川めぐみキリスト教会」に教会新名称決定
10月10日 会堂献堂式1987年4月 正田眞次牧師就任(~1991年3月まで)
1991年4月 込堂一博牧師就任(~2013年3月まで)
4月29日 日本福音キリスト教会連合設立総会(新約教団、リーベンゼラ、単立連盟、北海道福音教会協議会の4者がそれぞれ解散し、新たに教会連合を設立する)
2013年3月 込堂一博牧師定年退職
4月 五十嵐賢志牧師就任
2016年3月 五十嵐賢志牧師退任
2017年4月 加藤嘉成牧師就任
牧師紹介
加藤 嘉成
1962年埼玉県飯能市生まれ
働きながら明治学院大学社会学部を卒業
聖書宣教会・聖書神学舎(神学校)で学び、1992年から3年間 キリスト教朝顔教会(東京都世田谷区)で伝道師として奉仕
その後、三反田キリスト教会(現、さちが丘キリスト教会)牧師、飯能キリスト聖園教会牧師、栗橋キリスト教会牧師を経て2017年4月、旭川めぐみキリスト教会の牧師に就任
牧師よりご挨拶
ある調査によると、多くの日本人は信仰を持っていないそうです。
でも、お正月には初詣に行き、お盆やお彼岸には墓参りに行き、お葬式では故人の冥福を祈ります。それはどういうことなのかというと、日本人の場合、特定の宗教を信じてはいない、いわゆる無宗教な人が殆どだ、ということを意味しているのでしょう。
それに対して、ある大学の教授が、次のようなコメントをしています。
“多くの日本人が無宗教だというのは、実は、人生の深淵をのぞき込むことなしに生きていきたい…という楽観的人生観への希望の表明ではなかろうか。”
要するに、自分が存在する意味や死に対する無関心などが、無宗教につながっているということなのです。自分はなぜ存在しているのか、何のために生きているのか、死とは何なのか、といった人間としての本質的な問いに、正面から取り組もうとすれば、宗教を無視することはできないからです。
そういえば、外国の人が信仰を持たない場合は無宗教というよりも無神論の方が多い、ということを以前聞いたことがあります。人間としての本質的な問いに取り組む時、神とは何か?という、ある意味での神との対峙を避けることができないからです。その上で、自分は神を信じない…という論理的な結論に至った無神論の人もいれば、逆に、はっきりと神を信じて生きる人もいるわけです。
そう考えると、そろそろ私たち日本人も、楽観的な人生観に安住するところから出て、まじめに人間としての本質的な問いに取り組んで、宗教を、あるいは神を、考える時がきているのではないでしょうか。
「神は天から人の子らを見おろして、神を尋ね求める、
悟りのある者がいるかどうかをご覧になった! 」(旧約聖書 詩篇14篇2節)